実技の手順は、全車椅子メーカーの製造部の職員が集まってノウハウを提供し、どんなレベルの人が行ったとしても、最もミスを犯しにくく、最も破損に繋がらない手法は何かを、徹底的に論議し、集約した結果を講義で指導しています。
その指導どおりに点検・整備・調整をしていただく試験なので、車椅子として使用できる状態にできあがっていれば合格という内容ではありません。
講義中は最大3名の受講者に実技講師が1名という体制で行っています。実技講師は、車椅子メーカーや、実技講師認定をクリアした人材で構成していますので、実技講義中の疑問点などは、担当実技講師に確認してもらいやすい環境を整えています。