実技講師認定制度
車いす安全整備士養成講座は、複数の製造メーカーが集まって、各社の整備手順を出し合い、最もリスクの低い手順を集約した内容となっています。
それは、「自分が整備できる手法」ではなく、「誰もが整備できる手法」を学んでいただいているということです。
しかし、自分ができることと、人に教えることは、主旨が異なります。
技術を人に伝えるためのノウハウをもって、後輩や社内の落とし込みに活用しませんか?
実技講師用要項を確認しながら、人に適切に伝えられるようになるために、本講座の実技講師を目指してみませんか?
講座内で実施している実技講師の認定は、
- プラス講習(金)の実技指導 ※今年度はプラス講習は行いません
- 実技再試験(土)のプレ試験官
- 実技講義中(土・日)の実技指導
- 実技試験(日)のプレ試験官
これらを体験したうえで、実技講師要綱に基づき、評価者である担当実技講師からの推薦を受けて、認定されます。
実技講師として認定された後、実技講師として出講の依頼をさせていただいた場合は、謝金をお支払いさせていただいています。
是非チャレンジしていただき、実技講師となっていただいて、私たちと一緒に安全な車椅子が安心して使用できる社会をつくりましょう。
※審査要件:車いす安全整備士であること
なお、既に車いす安全整備士の資格をお持ちの方で、運営側(指導側)として講座に参加していただける方のボランティアも受け付けております。
※神戸開催の際には宿泊を希望された場合にお部屋をお取りしておりましたが、現在宿泊施設が利用不可のためご自身でご手配ください。
有資格者情報の公開
流通後の車椅子の安全性を確保するうえで、「車いす安全整備士」の果たす役割は大きなものであると考えております。
また、その役割を大きくするためのPR活動にも力を入れていく所存です。
その具体的な取り組みのひとつとして、当ウェブサイトにて車いす安全整備士の「有資格者情報」を掲載しております。
※車いす安全整備士有資格者個人、もしくは当該有資格者を人材として保有している店舗の登録名簿となります。ご留意ください。
※申請前に「有資格者情報」の説明文A~Cを一度ご確認ください。
※「有資格者情報」に記載されている説明文のA~Cに該当しない場合は、ご登録いただく必要はありません。(電話番号を掲載しない場合は、事業所名が必須となります。この場合は、対象がCとなるので、一言アピールを行ってください。)
※ご入力いただいた情報は、当ウェブサイトにて掲載されることをご承諾いただいたものと判断いたしますので、その旨ご了承ください。
※説明文A~Cに該当しない(個人で電話番号の記載がない、事業所名があるが電話番号がない等)申請は、運営事務局の判断で掲載しない場合がございます。
※有資格者であることの個人名及び有資格者№管理は、運営事務局で別途行っているので、「有資格者情報」に登録を改めて行う必要はありません。
テキスト改訂情報
テキストの更新について、それぞれの内容を確認する前に、「テキストの更新について」をご一読ください。
第8版(2020.8)
以下の点について変更・追加がありました。
単位1:手動車椅子の規格
- JISの対象拡大による名称変更(詳細は経済産業省の公報をご確認ください)に伴い、テキストの記載を「工業標準化法」を「産業標準化法」に、「日本工業規格」を「日本産業規格」に変更した。
単位3:メンテナンス基礎知識
- プランジャの形状による空気圧の違いについてを追加した。
その他
- 文言等の修正を行った。
- 各単位の順番を講義の実施順になるよう変更した。