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整備と改造の違い

整備とは

製造業者が意図する適切な機能及び効果を製品が発揮できる状態であるために、使用された製品、又は使用されずに機能に影響が及ぶ期間を保管されていた製品に対して、使用時に必要な機能を回復させるときに行う、適切な点検や整備及び検査のことを整備と言います。

改造とは

製造者が出荷した時点の状態から、取扱説明書に記載されている調整や設定を除き、異なる部品への変更や構造変更を行うことを改造と言います。

適切な整備を行っていない場合は、その行為が「改造」とみなされる可能性が高く、その状態で事故が起こった場合、その事故の原因は、製品ではなく、改造を行った者にあるとみなされます。製品に起因する事故なのか、不適切な整備に起因する事故なのかを判断する場合は、「①製品自体が不良品ではなかったのか」「②製造者が了承している整備を適切に行ったのか」がポイントとなります。

そもそも、その製品に問題があるか否かは、JISやSGなどの規格試験をクリアしているかどうかを確認することで、指標とすることができます。製造者が了承している整備とは、製造者が所持しているメンテナンスマニュアルなどの書類に基づいて、適切に行ったかどうかを証明できるかということになります。

確かな技術に基づいた整備を行っても、製品自体に問題があるという場合は、安全を確保できず、逆もまた然りです。十分に留意した行動を行ってください。

※独行行政法人国民生活センター:手動車椅子破損に関する喚起内容 (※添付PDFもお読みください。)

カワムラサイクルの表明